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屋根修理の飛び込み営業には要注意⁈

2025.04.07

要注意!】突然の訪問にご用心!今回は屋根修理の飛び込み営業の裏側と対策をお伝えします!

「ピンポーン、〇〇と申します。近くで現場をやっていまして、お客様のお宅の屋根が少し気になったので…」

突然、自宅にやってくる屋根修理の飛び込み営業。親切を装っていますが、安易に話を聞いてしまうと大変危険です!近年、悪質な業者による屋根修理の詐欺や、不当な契約トラブルが後を絶ちません。

この記事では、悪質な飛び込み営業の手口や見分けるポイント、そして大切なご自宅を守るための対策を詳しく解説します。
ぜひ最後まで読んで、悪質な業者から身を守りましょう!

 

1. 飛び込み営業でよくある危険な手口
飛び込みの屋根修理業者には、様々な手口で契約を迫るケースが見られます。ここでは、特に注意すべき代表的な手口を5つご紹介しますので、しっかりと覚えて下さいね!

  1. 不安を煽る言葉で契約を急かす: 「屋根が壊れかけている」「このまま放置すると大変なことになる」などと、根拠のない不安を煽り、冷静な判断をさせないようにします。「今日契約すれば特別価格」といった言葉で、即決を促すのも常套手段です。
  2. 無料点検を装った強引な手口: 「無料で屋根の状態を点検します」と近づき、実際に屋根に上がると、些細な劣化を大げさに指摘したり、故意に瓦をずらしたりする悪質なケースも報告されています。そして、「すぐに修理が必要だ」と高額な契約を迫ります。
  3. 火災保険の悪用を持ちかける: 「火災保険で修理できる」「保険金が必ず下りる」などと嘘の説明をし、不必要な工事を勧めてきます。保険金の申請手続きを代行すると言いながら、高額な手数料を請求したり、保険金を騙し取ったりする業者も存在します。この場合保険金は、お施主様の元にはほとんど残らないです。
  4. 曖昧な説明と高額な見積もり: 修理内容や使用する材料について具体的な説明をせず、専門用語を並べて契約を迫ります。提示される見積書も、相場とかけ離れた高額なものか、相場より遥かに安い金額でとてつもない手抜きをするかのいずれかです。
  5. 強引な契約とクーリングオフ妨害: 契約を迫る際に、長時間居座ったり、脅迫的な言動をとったりする業者もいます。また、契約後のクーリングオフ制度について説明しなかったり、妨害したりするケースもあります。

2. 悪質な業者を見抜くための5つのチェックポイント
飛び込み営業をしてきた業者が悪質かどうかを見抜くための以下の5つの点をしっかりと確認しましょう。

  1. 身分証や会社情報の提示を渋る・曖昧にする: 信頼できる業者であれば、必ず会社名、代表者名、連絡先などが記載された身分証を提示します。もし提示を拒んだり、曖昧な情報しか伝えなかったりする場合は、注意が必要です。
  2. 連絡先が携帯電話のみなど、不確かな場合が多い: 地域に根付いた経営をしている業者は、事業所、固定電話番号や会社のホームページを持っています。連絡先が携帯電話番号のみであったり、会社の所在地が不明瞭な場合は要注意です。

  3. 契約を急がせる言動が目立つ: 「今日だけの特別価格」「今すぐ契約しないと大変なことになる」など、契約を急かし時間的なプレッシャーをかけてくる業者は、冷静な判断をさせないように誘導している可能性が大です。

  4. 具体的な修理内容や費用を明確に説明しない: どの部分をどのように修理するのか、使用する材料やその費用について、納得のいく説明がない場合は契約をしてはいけません。見積書も詳細なものが提示されない場合は、どのような内容の工事がされるかは、その業者しか分かりません。
  5. 相見積もりを嫌がる: 優良な業者は、工事内容や費用に自信があるため、相見積もりを嫌がることはありません。「他社と比較する必要はない」「今契約すれば安くする」などと言って、頑なに相見積もりを妨害する業者は、信用できませんしお施主さんのことを真剣に考えているとは思えません。

3. 被害に遭わないための賢い対策
悪質な飛び込み営業から身を守るためには、以下の対策を徹底しましょう!

  1. インターホン越しに対応し、安易に玄関ドアを開けない: 訪問者が誰であるかをしっかり確認し、不審な場合は玄関を開けず、毅然とした態度で断りましょう。
  2. その場で契約しないことを徹底する: どんなに魅力的な話であっても、即決は絶対に避けましょう。家族や信頼できる人に相談し、冷静に判断するべきです。近親者に相談もさせてもらえないなら、そもそも不親切な人なのできっぱりと断りましょう。
  3. 複数の業者から見積もりを取り、比較検討する: 訪問販売を受けた場合は、必ず地域密着の複数の業者から相見積りを取り、費用や工事内容、保証などを比較検討しましょう。
  4. 契約書の内容を隅々まで確認する: これはなかなか難しいですが、契約を結ぶ前に、修理箇所、使用する材料、費用、支払い方法、保証期間、クーリングオフに関する事項などを書面でしっかりと確認するべきです。健全な業者は、聞かなくても自ら説明責任を果たそうとします。不明な点は必ず質問し、納得のいく説明を受けるべきだと思います。
  5. 少しでも不審に感じたら、すぐに行政や自治体に相談する: もし飛び込み営業の対応に不審な点を感じたり、強引な勧誘を受けたりした場合は、すぐに最寄りの消費者生活センターや自治体の相談窓口、目に余るような横柄な業者は警察に相談しましょう。

4. 万が一、契約してしまった場合の対処法
不本意ながらも、悪質な飛び込み業者と契約してしまった場合でも、あきらめる必要はありません。

  1. クーリングオフ制度を利用する: 訪問販売による契約の場合、一定期間内であれば無条件で契約を解除できるクーリングオフ制度が適用される可能性があります。契約書面を受け取ってから8日間以内(または事業者から告知された期間内)であれば、書面で解約の意思表示を行うことが出来ます。

  2. 内容証明郵便で通知する: クーリングオフの通知は、証拠が残る内容証明郵便で行うのが鉄則です。
  3. 消費者生活センターや弁護士に相談する: クーリングオフ期間が過ぎてしまった場合や、解約に応じてもらえない場合は、速やかに消費生活センターや弁護士に相談し、適切なアドバイスや法的支援を受け、被害を食い止めましょう。

5. まとめ

冷静な対応と情報収集が身を守る鍵
屋根修理の飛び込み営業は、言葉巧みな手口で消費者を騙そうとする悪質な業者がとても多いです。半生を屋根業界に捧げてきた私たちのような者には、残念で身震いするような思いです。大切なご自宅と財産を守るためには、突然の訪問には安易に応じず、冷静に対応することが重要です。

不審な業者を見抜くための知識を身につけ、複数の業者から相見積りを取り、契約内容をしっかり確認するなど、慎重な行動を心がけましょう。もしトラブルに巻き込まれてしまった場合は、一人で悩まずに専門機関に相談することが大切です。

突然の訪問にも慌てず、信頼できる地元の業者に点検を依頼することも、有効な手段と言えますね。

私達に関して言わせていただきますと、そもそも忙しすぎて飛び込み営業をしている暇がない!というのが現状です。稀に良心的な訪問販売業者もいるので一概には言えませんが、優良な工事会社というのは、そういうものではないでしょうか? 

 

少々長くなりましたが、とても大事なことですので是非参考にして下さい!

しつこい営業の無い、屋根の無償点検 を行っていますので、地域密着の弊社に是非ご依頼ください
 
 
 
 
 
 
 

 

執筆者WRITER

代表取締役

仁平 有亮

弊社は創業14年、十勝地方で板金工事を主体に住宅や牛舎、倉庫などの板金工事を手掛けて参りました。
十勝地方(帯広市/芽室町/音更町/幕別町)密着で地域の皆様の建物に関するお悩みを解決できるよう、努めて参ります。

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