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  • 雪止めの適正な設置個数は?

    A. 「◯個が正解」という決まった数はありません。屋根の勾配・屋根材・積雪量・落ちた先に何があるかで決まります。

    雪止めは「数を増やせば増やすほど安全」というものではないため、少し詳しくご説明します。

    ■ 個数・配置を決める4つの要素

    1.屋根の勾配 ―― 急なほど滑りやすく、段数が必要になります

    2.屋根材の種類 ―― トタン・横葺き金属・スレート・瓦で、使える金具も間隔も変わります

    3.その地域の垂直積雪量 ―― 市町村の条例で定められており、帯広周辺ではおおむね1m前後が目安とされています

    4.落雪先に何があるか ―― ここが最重要です

    ■ 一般的な配置の考え方

    ・軒先から30〜60cm程度上がったところに1段目

    ・積雪や勾配の条件によって、60〜90cm間隔で2〜3段追加

    ・横方向は、雪止め金具なら45〜90cmピッチ、アングル材(雪割り)なら屋根面を横一直線に

    ■ ここが一番お伝えしたいこと:増やしすぎは危険です 雪止めを増やすということは、その雪を屋根の上に載せ続けるということです。十勝で1mの雪が屋根に残れば、10坪の屋根でも数トンの荷重がかかります。垂木・野地板・小屋組がその重量に耐えられるかを確認せずに雪止めだけを追加すると、建物のほうが先に傷みます。

    また、後付けの雪止めは屋根材にビス穴を開けることが多く、施工の丁寧さがそのまま雨漏りリスクに直結します。

    ■ 当社の考え方 やみくもに全面へ付けるのではなく、落ちたら困る場所に重点的に配置します。具体的には次のような箇所です。

    ・玄関・勝手口の上

    ・駐車スペース、カーポートの上

    ・隣地との境界側

    ・給湯器・室外機・電気メーターの上

    ・人が日常的に通る動線の上

    そのうえで「そもそもこの屋根形状で雪を止めきるのは無理がある」という場合は、無落雪屋根(スノーダクト式)への改修という選択肢もご提案しています。まずは現地を拝見して、建物の構造ごとご相談させてください。

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