雨漏りに関するご質問
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天窓から雨漏りしています。どうしたらいいですか?
A. 天窓は雨漏りしやすい部位の代表格です。まずは「本当に雨漏りか」の切り分けから行います。
天窓(トップライト)からの水漏れには、大きく3つの原因があります。
■ ① 天窓本体のパッキン(ゴム)の劣化 天窓のガラスまわりのゴムパッキンには寿命があり、おおむね15~25年で硬化・収縮します。設置から20年以上経っていれば、ここが最有力です。
■ ② 天窓まわりの板金・水切りの不良 天窓は屋根に開けた穴に箱を差し込んでいる構造なので、周囲の板金の納まりがすべてです。施工不良、経年でのズレ、雪の圧力での変形などで水が入ります。
■ ③ 結露(雨漏りではない) 北海道ではこれが非常に多いです。冬場、室内の暖かく湿った空気が冷え切ったガラス面で結露し、水滴となって落ちてきます。「雨が降っていないのに濡れる」「晴れた寒い日の朝に多い」場合は、まず結露を疑います。この場合の対策は防水工事ではなく、換気・除湿・断熱(内窓やハニカムスクリーン等)になります。
■ 当社によくいただくご依頼
・パッキン・部材の交換(メーカー純正部品での対応)
・天窓本体の交換(既存の枠を活かせる交換用ユニットがあります)
・天窓の撤去・閉塞
◆ 十勝では「撤去して塞ぐ」選択も現実的です
天窓は住宅の中でもっとも熱が逃げやすい部位のひとつで、撤去すると冬の暖房効率が目に見えて良くなります。
「明かり取りとしてはもう使っていない」「冬が寒い」というお宅には、屋根の葺き替え・カバー工事と同時に撤去を、費用面でも合理的なご提案としてお伝えしています。
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雨漏りは塗装で治せますか?
A. 原則として、塗装で雨漏りは止まりません。
意外に思われるかもしれませんが、塗装は防水工事ではありません。 塗料は屋根材・外壁材の表面を紫外線や錆から守る「保護膜」であって、水を止める層ではないのです。
「雨漏り箇所を塗装したら一時的に止まった」ということは実際にありますが、これは塗膜が偶然すき間を塞いだだけで、数か月~数年で再発します。それどころか、次のような逆効果もあります。
・塗膜で水の抜け道まで塞いでしまい、内部に水がこもる
・濡れたまま塗ることで、下地の腐食が見えなくなり進行する
◆ 十勝で多い「すが漏り」は、塗装では絶対に解決しません
屋根に積もった雪が室内の暖気で溶け、軒先の冷たい部分で再凍結して氷のダムをつくり、行き場を失った水が屋根材の下に逆流して室内に落ちてくる現象です。
これは屋根に穴が空いていなくても起こります。原因は屋根材ではなく、断熱・気密・小屋裏換気・雪の処理にあるためです。
「雨漏りが塗装で直ります」というご提案を受けた場合は、一度立ち止まって、原因が何と診断されたのかをご確認されることをおすすめします。
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雨漏りを部分的に補修できますか?
A. 原因が特定できていれば、部分補修で止まるケースは多くあります。ただし「安く早く済む」とは限りません。
雨漏りは、水の入口と、室内に出てくる場所が一致しないことがほとんどです。そのため「部分補修できるかどうか」は、原因がどこまで広がっているかで決まります。
■ 部分補修で対応できることが多いケース
・板金の継ぎ目・重ね部分の口開き
・天窓・煙突・換気フード・アンテナ支線まわりのシーリング切れ
・雪止の金具や釘穴からの浸入
・谷板金の穴あき(局所的な錆)
・雨樋の詰まり・破損によるオーバーフロー
■ 部分補修だけではおすすめできないケース
・野地板(屋根の下地板)やルーフィング(防水シート)まで水が回り、腐食が始まっている
・屋根全体が同じように錆びている・劣化している(直しても別の場所から漏り始めます)
・断熱材が濡れて、乾かないまま何年も経過している
部分補修は数万円〜、屋根全体の改修は数十万円〜と金額差が大きいため、私たちはまず「今回だけ止める応急処置」なのか「10年 20年を見据えた工事」なのかを、お客様と一緒に整理するところから始めます。ご予算やお住まいのご予定(あと何年住むか)によって、正解は変わって当然だと考えています。
まずは無料の点検・原因調査からご相談ください。なお、屋根には絶対にご自身で上がらないでください。

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